参考記事
固定ページ一覧を最適化しよう!プラグインの導入とAdmin Columnsの活用
固定ページ一覧の管理を効率化するために、Admin Columnsプラグインを導入し、「スラッグ」や「順序」を一覧に表示する方法を解説します。プラグインの基本概念から導入手順、実践的な順序設定テクニックまでを丁寧に紹介し、効率的なページ管理を実現します。
WordPressでオリジナルテーマを作成する際、テンプレートファイルの冒頭にコメント形式のテンプレートヘッダーを記述することができます。
このテンプレートヘッダー情報により、WordPressはカスタムテンプレートとして認識し、管理画面で投稿やページに対してテンプレートを選択できるようになります。
目次
テンプレートファイルの最初に、以下のようなPHPコメントブロック形式のテンプレートヘッダーを記述します。
<?php
/*
Template Name: [テンプレート名]
Template Post Type: [投稿タイプ]
*/
?>
PHPテンプレートの名前を指定します。
この名前が管理画面のテンプレート選択欄に表示されます。
日本語の記述も可能です。
Template Name: カスタムテンプレート
テンプレートを適用できる投稿タイプを指定します。
複数の投稿タイプをカンマ区切りで指定可能です。
page
)用のテンプレートとして扱います。Template Post Type: page
と同じ意味になります。post
)やカスタム投稿タイプ(例:movie
)でもテンプレートを選択可能にしたい場合は、明示的に投稿タイプ名をカンマ区切りで指定してください。Template Post Type: post, page, movie
<?php
/*
Template Name: スペシャル投稿テンプレート
Template Post Type: post, custom_post_type
*/
?>
PHPTemplate Name
は必ず記述してください。Template Name
を記述しても無効です。Template Post Type
はカンマで区切り、半角スペースを適切に入れてください。Template Post Type
を省略した場合、Template Post Type: page
と同じ扱いになります。post
, page
)。このテンプレートヘッダーを正しく記述することで、投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプに対して自由にテンプレートを割り当てることができ、テーマの柔軟なカスタマイズが可能になります。
プラグイン Admin Columns を導入することで、固定ページ一覧および投稿一覧にテンプレートを表示することができます。
これによってどのページがどのテンプレートを使用しているか一目瞭然になります。
Admin Columns の使い方については、以下の記事をご参照ください。
WordPressを効率よく確実に学ぶためには、学習の順序が大切です。知識が自然に積み上がるよう、学習ステップに沿って記事を順番に並べています。
学習ストーリー第40話まで掲載中