the_ID() 関数完全リファレンス

2025/08/07
REFERENCE
WordPressの関数
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WordPressでテーマを作成する際、投稿やページのIDを直接出力するために the_ID() 関数を使用します。この関数は現在のグローバル変数 $post に格納されている投稿の一意のIDを自動的に取得して、そのまま画面に表示します。

基本的な使い方

the_ID() 関数は以下の形で使用します。

the_ID();

the_ID();

PHP

PHPパラメータ

なし

戻り値

なし（IDを直接出力する）

使用例

the_ID() 関数はパラメータを取りません。常にグローバル変数 $post に格納されている投稿・固定ページのIDを画面に直接表示します。

HTMLの属性値として使用

<div id="post-<?php the_ID(); ?>">
  <!-- 投稿内容 -->
</div>

<div id="post-<?php the_ID(); ?>">
  <!-- 投稿内容 -->
</div>

PHP

CSSクラス名として使用

<article class="post-<?php the_ID(); ?>">
  <h1><?php the_title(); ?></h1>
  <?php the_content(); ?>
</article>

<article class="post-<?php the_ID(); ?>">
  <h1><?php the_title(); ?></h1>
  <?php the_content(); ?>
</article>

PHP

関連関数との違い

get_the_ID() と the_ID() の違い

get_the_ID()：IDを取得して変数に保存できる
the_ID()：IDを直接表示する

// get_the_ID()を使用（取得）
$id = get_the_ID();
echo $id;

// the_ID()を使用（直接表示）
the_ID();

// 上記2つは同じ結果になります
123
123

// get_the_ID()を使用（取得）
$id = get_the_ID();
echo $id;

// the_ID()を使用（直接表示）
the_ID();

// 上記2つは同じ結果になります
123
123

PHP

使い分けのポイント

get_the_ID()を使う場面

IDを変数に格納したい場合
条件分岐でIDをチェックしたい場合
他の関数のパラメータとしてIDを使いたい場合

the_ID()を使う場面

HTMLの属性値として直接IDを出力したい場合
IDをそのまま表示したい場合

// IDを取得して他の処理に使用
$post_id = get_the_ID();
$meta_value = get_post_meta($post_id, 'key', true);

// HTMLの属性値として直接出力
<div id="post-<?php the_ID(); ?>">
  <!-- 投稿内容 -->
</div>

// IDを取得して他の処理に使用
$post_id = get_the_ID();
$meta_value = get_post_meta($post_id, 'key', true);

// HTMLの属性値として直接出力
<div id="post-<?php the_ID(); ?>">
  <!-- 投稿内容 -->
</div>